函館山の麓にて…

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zoom RSS ロシアケーキ

<<   作成日時 : 2006/07/25 03:19   >>

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7月24日(月)
札幌に住む親戚が函館のロシアケーキを送って欲しいというので、
十字街近くにある知る人ぞ知る宝来パン本店に行った。
このお店には、6種類ほどのロシアケーキが売っていて
私自身も今回初めて買うものだった。
親戚は函館に住んでいた子供時代のことを思い出して、
急に食べたくなったということだった。

リクエストのロシアケーキはケーキとはほど遠く、
大きめのクッキーといった感じで、
ほろほろと柔らかく甘みも抑えめ。なんとも優し〜いお菓子。
(写真はちょっとロシア風にこじゃれてみた(^o^))

明治・大正期の函館では、町を歩くロシア人は珍しくなかった。
亡命者でもある彼らの中には、元町周辺に住む比較的裕福な
ロシア人たちと違って、湯ノ川の湯倉神社近くに
小さな集落に居を構える者たちもいた。
そこに住む人たちは、異国の地で生計を立てるため、
ロシアパンやジャムなどを作っては市内を売り歩いたのだという。

教会の古い写真の中にもロシア人の姿は見られる。
領事館の関係者家族や北洋漁業の関係者などだろう。
着物姿の信者の中でロシアの婦人たちは帽子をかぶり、
長いドレス姿で並んでいる。

だいぶ前に古い信者さんから聞いたことがあるけれど、
クリスマス(ヨールカ)に招かれ、キャンディーや
チョコレートなどのお菓子をもらったことが
特別な思い出として残っているとか。
(この方はもうこの世を旅立たれたけれど、
子供の頃、教会のお話をいろいろと聞かせてくれました。)
そのときにもロシアケーキはでたのかしら。

彼らのことに思いを馳せると、ロシアケーキの素朴な甘さが、
遠い祖国を思う、ちょっぴり切ない味に変わっていった。







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内 容 ニックネーム/日時
 はじめまして。 4トラベルで旅行記を書いている雪兎と申します。昨日まで函館の旅行をしておりまして偶然見つけたのが、こちらであなた様の書かれているロシアケーキでした。実は通りすがりに見かけ、どうしても子供の頃食べたロシアケーキの面影がちらつくので、思い切って入って全種類買ってしまいました。ロシアケーキではないですか?と店主さんに伺うと「ええ、かなり進化してますけど」とのお答え。記憶より小さいのでネットで色々調べるうちにあなた様のブログにたどり着きました。やっぱりロシアケーキだったと確認出来ました。有難うございます。函館の古い小さな店で商品も少なく・・・そういうお店で昔からのロシアケーキが受け継がれていたのですね。感激しきりです。今では知っている人も少ないロシアケーキを取り上げてくださって本当に有難うございました。知りたかった事が判りすっきりしました。
雪兎
2011/06/23 09:59

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