函館山の麓にて…

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zoom RSS 乾酪の主日

<<   作成日時 : 2007/02/18 23:31   >>

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本日、乾酪(断酪)の主日。

「乾酪」というのは、乳製品のこと、チーズ・バター・ミルクなどのことですね〜。

教会では、先週の「断肉の主日」に始まり、復活祭までの間、
肉類(魚の肉も含む)や油・乳製品なんかを断つ「斎」が始まっています。

普段から和食中心の我が家なので、それほど苦労はしませんが。
成長期の子供がいる為、完全に断つとわけにはいきませんね〜。
教会の「斎」も厳しい制限を設けてはいても、決して強制ではありません。
自分の出来る範囲で節制をし、守れなかったとしても人に責められるものでもありません。

この時期になると、信徒の間では献立の話題も増えます。
シンプルで、ストレスを感じさせないように、みな工夫をしています。
海外では斎のレシピを紹介するサイトや本もあるくらいです。
http://www.stlukeorthodox.com/html/cookbook.cfm

「大斎」ともなると、信徒の関心事が食事のことになってしまうのは、
仕方ないのですが、明日からはお祈りも多くなりますし、
普段との生活から「祈りと節制の生活」へと切り替わりです。
(うぅ〜、途中で息切れしないようにしなくちゃ。)

さて、「大斎」のお祈りは、普段の日曜日に行われるお祈りとだいぶ雰囲気も違います。
メロディーも斎調というものに変わり、哀愁を帯びた印象になります。
日曜日の主の復活を歌う祝祭的な印象から、静かで、内面的な世界へと沈んでいく
そんな感じでしょうか。

例えば神父の祈願の言葉に「主憐れめよ」という応答を繰り返して歌う「連祷」の音では、
主日のメロディーは、「ファ〜ファファ、ソソファ〜」と出だしの音と歌い終わりの音が
同じなのに対し、斎調では「ソ〜ソファ、ソファミ〜」と終わりの音が3度下に
下がるというような具合。
主日は「戻る」、斎調は「戻らない」。
すなわち、「神に立ち戻る」主日のメロディーとの対比で、
斎調のメロディーは「己の罪に深さに揺れる心の様。不安感。」を含み持たせている訳です。
(正教会の祈りって、よくできてるな〜。感心しちゃう。)

聖堂の中も金色に輝く華やかな印象から衣替えをして、
イコンが置かれている台や宝座などの覆いも黒に変わりました。
神父さんが着る祭服も金色から黒または緑になります。
画像


みんなで作業をしつつ、「明日から始まるね〜」と互いに気合いをいれたりなんかしてました。
(連日、教会へ通い詰めになるんだ〜)








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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いよいよはじまりましたね。
よい斎を!
シスターみみっく
2007/02/19 20:41
それぞれ教会で大斎がスタートしたようですね。
道東管区の斎レポートも楽しみにしてま〜す。
nikoyuri
2007/02/20 00:54
良い斎を!

おっしゃるとおり柔軟に対処して行きましょう!

ちなみに規定上は、7歳までの子供は大斎に限らず、全ての斎の規定から除外されます。むしろ斎してはいけない。(なので痛解も7歳から。日本ではしばしば誤解されていますが)
伊望
2007/02/20 22:50
函館の神父様は軽食をとってきた幼い子供達にも、
例外なのですが、習慣づけで痛悔をしてくれています。
低学年まではいいよ〜って。(柔軟だなぁ…)

子供達が跪いて祈る姿は微笑ましいですネ。
心の内がどんなだか覗いてみたい。 (@゚m゚@)フフフ。
nikoyuri
2007/02/20 23:17

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