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4月25日(金) 復活祭を前にしての一番忙しい日。 境内地に車を駐め外に出ると、桜の花が咲いているのに気がつきました。 午前中から始まった卵染め。 400個程のゆで卵を作った後、食紅を入れたお湯にくぐらせて、紅卵を作ります。 これは、正教会の復活祭にはかかせないもの。 今年は、信者さんが集めたタマネギの皮を使って、赤茶色に染めた卵も作りましたよ。 先月、国際交流センターで開催されたJICAの講座で習った ルーマニアのイースターエッグの手法が役に立ちました。 午後3時からは、聖大金曜日の晩課式。 これは、「主の就寝の祈祷」と呼ばれています。 祈りの内容の中心は、もちろんイイススの十字架上の死。 祈祷中に読まれる言葉は、祭司長らによって、総督ポンティピラトに引き渡されたイイススが 苦痛と侮辱の言葉を浴びせられ、ゴルゴタの丘にて磔にされ、墓に納められるという一連の出来事。 死したハリストスの体を金糸で刺繍した布=「眠りの聖像」が 聖堂の中央に安置されます。 これに続く、聖大土曜日の早課。 この祈祷はイイススの葬りと、黄泉下りの内容が記憶されます。 歌いつなぐ聖歌は連符が重なり、曲調も徐々に明るくなっていきます。 悲しみと不安に包まれながらも、約束された主の復活を待ち望むという 使徒らの心情を表しているというか… 正教会の聖歌のすごさをこんなところにも感じてしまいます。 歌い手にとっては、安定して歌うのが非常にムズカシイ聖歌。 それでも今年は、メロディーにも慣れてきたのもあって、 言葉を確かめながら歌えましたし、復活祭へと気持ちが高まっていくのも感じることができました。 祈祷の後は、大斎期間中、黒で統一されていた覆いが金色に。 「旅の終着点が目の前です」とおっしゃられた神父様。 信者さんの顔にも、笑みがこぼれます。 さぁ、明日の準備も整いました。 イイスス・ハリストスが差し出す手を取って、私たちも光の中へと歩み出ましょう! |
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